FXで成功するためには、スキルだけじゃなくて心理的な側面も理解して相場に挑む必要があるんですよね。リアルタイムの相場参加者の心理を考えるにあたっては、行動経済学をベースに思考するといいと言われています。果たして、FXに再現性はあるのでしょうか?ないのでしょうか?
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行動経済学って?
2017年ノーベル経済学賞には、セイラー氏が選ばれたじゃないですか。
人の投資心理にも大いに関係する行動経済学への貢献が評価されたんです。
行動経済学の柱の一つがプロスペクト理論です。
近年、注目の理論ですよね。
👉https://t.co/igknRvtHxV⁰⁰こんな記事も書いてるので、ご参考まで(^^) pic.twitter.com/fOW2M3b2bo
— 大手企業為替担当DakarのFX雑記! (@111coffeeBreak) January 26, 2024
行動経済学の考え方は、人の投資心理と密接な関係があると言われているんですよね。
この行動経済学における
「損失回避性」
について触れたのが、↓この記事です。
上のつぶやきでもご紹介している記事ですね(^^)b
トレーダーってどうしても、利益を得た経験と損失を被った経験を単純比較した場合、損失の方がより強く印象に残っているものなんですよ。
行動経済学は、
「心理学と経済学の組合せで、人間の非合理的な行動原理を解明する学問」
なんですね。
再現性について
現在は、この行動経済学がFXをするにあたって再現性を深堀りして構築していくために役立つと言われているんですね。
このことについては、ぼくの勤め先でもたまに話題になることなんですよ。
経済って、もうそれはそれは驚くほどに、最後の最後まで理詰めの世界なわけです。
ビジネスマンは1円でも多く自社に収益を計上するために、日々東奔西走していますよね?
でも人の心理の本丸のところは、その意志とは真逆だったりするわけです。
例えばそれは、短期チャートで多数がエントリーすると思われる方向を察知して動く
「さらに大きな力で挑む者たち」
の存在ですよね。
それは、いったいどんな輩なのか?
今回は、3つの視点でこのテーマについて考えてみようかなと思います(^^)b
欧米勢とアジア勢
まず1つ目は、欧米勢とアジア勢の戦いについてです。
これは、ロジックと心理の攻防ということになります。
どういうことかというと、まず舞台はアジア時間ですよね。
アジア時間では、アジア圏のトレーダーが主役なわけです。
そのアジア圏のトレーダーの特徴としては、逆張りを好むという傾向があるわけです。
これは、戦略というよりは、心理面の奥深いところの傾向、ということですね。
どうしても最終的に逆張りでエントリーする傾向のあるアジアのトレーダーたちの行動を見越して、欧米勢はトレンドを誘発しようと企むわけですね。
それが、ロンドン時間ということになります。
そのタイミングについては、日々ブラッシュアップされているので、まず再現性は無いと言われています。
機関投資家と個人
次に、機関投資家と個人という構図です。
ひと昔前までは、個人が相場に及ぼす影響など無いに等しいと思われてきました。
でも、その考え方を覆したのが、みなさんもよーくご存じの
「ミセスワタナベ」
の存在です。
日本人の個人トレーダーのことですね(^^)
現在は、このミセスワタナベを筆頭に、わりと個人をハメるための戦略が相場に蔓延っている状況です。
例えば、ミセスワタナベは円インデックスを注視していると存在を感知することができることがあると言われているんですよ。
円インデックスというのは、ドルインデックスの日本円バージョンのことですね。
利幅狙いと実需
そして最後にご紹介するのは、利幅狙いと実需勢のせめぎ合いです。
ここで書く利幅狙いというのは、いわゆる投機筋のことですね。
なぜ投機筋に限定するかというと、この構図においては彼らこそが、いわゆる
「コバンザメ戦法」
で挑む立場になるからです。
機関投資家は、ちがうということですね。
コバンザメ戦法っていうのは、つまりおとなしく、迎合してついていくトレーディングということです。
基本、実需筋は自社の決済期日が取引のタイミングのトリガーになります。
チャート形状ではないんですね。
自然、この話においては、投機筋にロジックは無く、ただひたすら大きな値動きについていくだけということになるわけです。
まとめ
さて、いかがでしたか(^^)?
今回は、行動経済学の見地からFXの再現性について考えてみました。
繰り返される価格変動があるとして、その変動要因は常に一定なのか?
逆に、同じ変動要因を事前にキャッチできた場合、その後の価格変動は絶対に過去の動きと同じなのか?
これらの問いへの答えは、どちらもノーです。
相場参加している人間が、非合理的な行動原理を持つ以上、相場の未来に絶対はないんですね。
これはつまり、どんなに精度の高い自動売買システムを使っていたとしても、都度の正しい更新を怠った場合は必ず負け越すことになるということでもあります。
ぼくは、自動売買賛成派ではあるんですが、自動売買でも負ける可能性がいくつかある中で、大きく負けることがある要因のひとつが今回書いた内容ということになります。
自動売買って、再現性に大部分頼っているんですよ。
システムが描くシナリオって、
「こういう相場では過去はこうなることが多かったから、これからはきっとこうなるよ!」
という類のものであることが多いんですね。
でも、実際はそんな簡単には勝てないわけです。
行動経済学の見地とFXの再現性についてよく考えるトレーダーほど、じつは裁量を選択するんですよ。
ぼくも、そんなトレーダーのひとりなんですね(^^)b
Dakar
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