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アメリカFRBの利上げという材料で米ドルが買われる理由とは?

投稿日:2016年12月24日 更新日:

今現在、FXをする上で大前提になる相場環境認識がアメリカ中央銀行の利上げによる影響です。

アメリカ通貨USDは基軸通貨であり、アメリカは世界一の経済大国だからですね。

どの通貨ペアのどの時間軸を見るにしても、アメリカの利上げがチャートの全体的な方向性を決める背景になっていると言えます。

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FRBとは連邦準備制度理事会のこと

そもそも利上げをするというのはどういうことなのでしょうか。

利上げと一言で表現されますが、トレードのために情報収集をするにあたり「FRBの利上げ」というような言い方に出くわした場合、それはアメリカ合衆国・ワシントンD.C.にある連邦準備制度理事会による利上げの判断のことを指しています。

連邦準備制度理事会がFRBですね。Federal Reserve Board の略称です。FRBは全国の主要都市の連邦準備銀行を統括しているアメリカの銀行の親玉です。

このFRBによって制度化されているのが連邦準備制度です。つまりアメリカ合衆国の中央銀行制度のことですね。

日本で言えば日本銀行を想像してもらえればおおまかにはOKです。

FRBの議長はイエレン氏

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このFRBの現在の大将がイエレンさんです。

このイエレンさん、FRB史上初の女性議長なんですよね。白髪がとてもチャーミングな印象を与えます。金融の才があると言われるユダヤ人です。

余談ですが、このイエレン氏はとても簡単な英語で経済について語ることができる数少ない専門家なんです。組織の上に立つ人間としてはかみ砕いた表現ができることがとても大事だという考えをきちんともっているんですね。

FRBが米ドル紙幣を世の中に送り出す

さて、本題です。このFRBが利上げをするというのはどういうことなのか。

さきに書いたとおり、FRBは全国の主要都市の連邦準備銀行を統括しています。主要都市の連邦準備銀行はさらに各加盟銀行を統括しています。

アメリカ合衆国の通貨、USDの紙幣を世に送り出すという重要な仕事は、主にFRBが集中的に行っているんですね。実質、連邦準備銀行が個々に発行している紙幣が主ですが、FRBこそがその発券管理を担っているんです。

ちなみに紙幣の印刷工場はアメリカ国内に2か所あるそうです。もちろん場所は公にはされていません。公表したらいつ誰に襲われるかわかったものではありませんからね。

「FRBが利上げをする」とはこういうこと

利上げをするということに関してはいろいろな説明の仕方ができますが、ここでは物理的にいきましょう。

利上げをするというのはつまりは親元から下部組織へお金を貸し出すときの金利を上げるということです。

FRBの利上げとは、要は連邦準備制度理事会から主要都市の連邦準備銀行へUSDを貸し出すときの金利を上げることを意味します。

そうなると、主要都市の連邦準備銀行も各加盟銀行に対して利上げを行うわけです。自行が借りるお金の金利が高いのに今までと同じ金利で貸し出していたんじゃ、採算がとれませんからね。

同様に、この利上げの連鎖は末端まで続きます。つまり、具体的に言えば預金者がATMから口座のお金を引き出すときの手数料も増えるわけです。

利上げの個人・法人への影響とは

自分の口座からお金を引き出すときの手数料が増えたら、気持ち的にはあまりお金を引き出したくはなくなりますよね。

生活のためには引き出さなければなりませんが、やっぱり気分的にはなんか嫌です。

FRBの利上げの影響は、当然個人にだけ及ぼされるものではありません。法人も然りです。

民間の会社へお金を貸し出すときの金利も上がるわけですから、会社は設備投資に消極的になります。

これらの結果、個人の消費は抑えられ、企業の積極的な経営スタンスも抑制されることになるんです。

FRBの「正常化」という主張

そもそもFRBが利上げをする目的をご存知ですか?

FRBが利上げに踏み切ったのは、リーマンショックなどで陥った不景気から立ち直るために施した金融緩和の状態から、正常な状態に戻るためなんですね。

基本的には利上げというのは景気が良い状態なのにそこに水を差す政策です。故にあまり市場では歓迎されないんですよ。

なのでFRBは特にこの「正常化」という表現を多用します。FRBにしてみれば、「今までの好景気はFRBがお膳立てしてあげたものなんだから、そろそろ自立しなさい」という話なわけです。

FRBが利上げをする目的

とは言え、まさか銀行の収入を増やすために利上げをしますとは言いません。まぁこの言い方自体完全に正確なものでもないですけどね。

利上げをする目的というのはずばり、アメリカ好景気の過熱感を覚ますこと、そしてインフレの抑制です。

もはやリーマンショックの打撃からは完全に立ち直ったという判断なんですね。

景気はサイクルです。悪くなれば利下げ、良くなりすぎてきたら今度は利上げをすることでFRBは中央銀行としての責務を全うしているわけです。

アメリカFRBの利上げという材料で米ドルが買われる理由 1つめ

さて、これまでの説明を踏まえて、タイトルの命題に対する答えです。

アメリカFRBの利上げという材料で米ドルが買われる理由とは何なのでしょうか?

この命題に対しての答えもいろいろな言い方ができます。わかりやすく2つの側面から書いていきますね。

利上げで米ドルが買われる理由のまずひとつめは、ずばり米ドルの希少価値です。

これは今までの話を振り返ってみればわかるとおもいます。

利上げをするということはお金を貸し出すときの金利を上げるということでした。

そうすると個人も法人もあまりお金を引き出したり借りたりしたくはなくなります。そうすると市場に出回るお金の量は利上げ以前に比べてどうなるか?

そう、減るんですね。

当然そうなります。

銀行からお金を引き出したり借りたりするたびに以前より多い手数料を払うことになるわけですから。

市場に出回るお金が少なくなればその当該通貨の価値は他の国の通貨よりも上がります。

故に米ドルで資産を所有しようとする動きが活発になるんですね。

アメリカFRBの利上げという材料で米ドルが買われる理由 2つめ

そして利上げで米ドルが買われる理由のもうひとつの説明の仕方として、アメリカの景気が良いということの証明だから、という言い方があります。

これ、要は逆説的な解釈ですよね。

つまり「利上げによって景気引き締めを行わないといけないくらいにアメリカの景気は良い」ということです。

そもそも利上げの目的は景気の過熱感を覚ましたりインフレを抑制したりすることです。景気を逆行させたりデフレに向かわせたりするような狂気じみた政策ではありません。

景気がよくなることは良いことだけどバブル景気はだめだよということですよね。バブルがだめだということは歴史が証明しているわけですから。

そうして米ドルが買われるにいたるんです。

景気が良い国の通貨が買われるというのは日本円以外では鉄壁のルールですからね。

ちなみにこれを利上げで米ドルが買われる理由の2つめとしてはいますが、突き詰めれば1つめも2つめも同じ理由になるということはわかりますでしょうか。

あえて2つの側面から書いているので、とりあえずはどちらかの回答で疑問が解消されれば幸いです。

アメリカFRBの利上げという材料で米ドルが買われる理由 まとめ

さて、いかがでしたでしょうか。

アメリカFRBの利上げという材料で米ドルが買われる理由について2つの答えを書きました。

ちなみにですが、実は2つめの説明にはちょっとあやしい部分もあります。

為替の変動というのは基本的には未来を先どって期待や失望で推移していくものなんですよね。

この原則からいくと、利上げをするということが決まった時点から米ドルは売られていかなければいけないんですよ。

好景気のあとにおいては、何らかの事情でまた不景気の時代に突入していくというのが歴史から学べることですからね。

でも、実際はどんどん米ドルが買われているわけです。

これはひょっとしたら「今のFRBの金融政策は過去最高級にウマいやり方だ」という市場の評価なのかもしれませんね。

Dakar

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