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FXのパソコン画面はいくつあるべき?モニターの数について

投稿日:2019年2月4日 更新日:

FXをするためのパソコン画面は、いったいいくつあるべきなのか?この疑問は、どうもFXをはじめたばかりの方がよく感じることのひとつみたいなんですよね。この記事では、スキャルピングのための理想のモニターの数についての話を中心に、FXのために必要なPC画面の数について掘り下げて書いていこうと思います。必要にして十分なFX用パソコン画面の数について調べていたという方は、必見です(^^)

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FX用パソコン画面についてなんとなく思うこと


欧米の個人トレーダーは、戦略的な見地から3画面ユーザーが多いです。

わりとFXをはじめたばかりの方でも、FXをやるならば「こうあるべきだろう」という見立てっていくつかあるものです。

そのひとつが、パソコンの環境についてです。

一般世間的なイメージからなのか、特に短期トレードをするならば、漠然と画面は複数あるべきなのだろうな、と考える方は多いんですね。

もっと単純に、複数あるとカッコいいっていう意見もありますが(^^;)

くわしくはわからないけど、チャートは複数見るべきだし、価格の動向を追っていくために、何か他にも常時見ているべき画面があるのだろう、と。

なんとなくこんなことを考える方は多いです。

そして、実際に「勝つために」何を考えているのかというと、この点は、テクニカルの使い方を吟味している方が多い気がしています。

テクニカルって、視覚的に非常にわかりやすいですからね。

このラインがこうやってクロスしたら買うんだ、とか、このラインにタッチしたら逆張りするんだ、とか、そういう「~したら~する」というルールって、とても簡単なんです。

簡単だから、すごく魅かれるんですよね。

その気持ち、よくわかります(^^)

実際に見ている光景

富裕層のスキャルパーにも多いスタイルが、3画面。

さて、じゃあ、そうやってFXで勝つ方法を追求していくにあたって、実際にどんな環境を構築しているのか?

この点を伺ったりしていると、わりと1つだけのチャート画面を見ている方って、多い気がしています。

スキャルピングでトレード|チャート画面で学ぶFX初心者の取引

なぜ1つだけを見るのかというと、そのチャート画面に表示したテクニカルが発するエントリーのサインを、見過ごすまいと考えるからですね。

そんなにたくさんのチャート画面を見ていたら、勝てるものも勝てなくなってしまうだろう、と。

少なくないFX初心者の方が、こういう風に考えて、じっと1つのチャート画面をじっくり見るようになります。

その場合、ドル円を見る方が非常に多いです。

これ、人によっては、そういう姿勢こそが「謙虚さ」だと考えていますからね。

どういうことかというと、これは、「たしかにたくさんのチャートを見るべきだとは思う。だけど、自分は初心者だ。初心者としては、まずは徹底的に1つのチャートで研鑽を積むべきだろう。」という方向の考え方です。

あと、スマホです。

最近は、「スマホ1つで稼げます!」みたいなキャッチコピーに魅かれて、スマホのチャート画面だけでFXに挑む方が増えています。

これは、ぼく自身がそういう環境の中で悩みを抱えるようになった方からお問い合わせをいただく機会が増えているので、間違いないと思っています。

スマホの画面は小さいので、当然、スマホトレードをしている方が見ている景色も、チャート1つという環境です。

でも、これが、違うんですよね。

パソコン画面について考えてみましょう

アジア系の個人トレーダーも、最近は3画面が増えたと聞きますね。

なぜチャート1つだけを見るという行為を、ぼくはここまで完全否定してしまうと思います?

おもしろい話があるので、書きます。

とある海外のFXサイトでとられていた統計があって、どういう内容かというと、分析とトレードに対する Amateur traders の認識の違いを調査してみた、というものです。

Amateur traders というのは、プロと対比した表現なので、言葉を選ばずにニュアンスを伝えるのならば、「素人トレーダー」ということです。

素人トレーダーと書くと、ちょっと拒絶反応をしてしまう方もいると思うので、ここでは「FX初心者の方々」としますね。

海外サイトのニュアンスって、伝えづらいので(^^;)

この統計によると、FX初心者の方々は、為替相場の分析をするにあたっては、複数のモニターを見るべきと考えている方が多いらしいんですね。

「べき論」なのは、おそらくまだ分析の仕方自体も勉強中の人が多いからだと思われます。

FX初心者が稼げるようになる具体的な方法4選

一方、もし自分が為替のトレードをするならば、1つのチャート画面で徹底的に集中するべきと考えている方のほうが多数を占めるらしいんですよ。

これは、さきほど書いたパターンと似ていて、自分には複数のチャートでトレードをするような力量はまだないと考えている方が多いからだそうです。

どうやら、こういう考え方は、だいたい世界共通みたいなんですね。

1つの通貨ペアを徹底的に分析

分析とトレードの違いについて考えてみましょう。

ここからは、多少ぼくの昼間の職務における感覚が混ざりますが、分析っていうのは、今後の値動きのシナリオを描いていくために、個々の通貨ペアを認識していくことなんですよね。

一方、トレードっていうのは、実際に相場に挑んでいく行為です。

分析はトレードの前段階であり、トレードはいわば「本番」なわけですね。

この2つは、絶対的に違うものです。

この2つが違うという認識は、すごく大事。

分析の段階って、1つ1つのチャートに真っ向から向き合います。

ぼくは、個人FXトレーダーとしてはレンジ相場でオシレータ系テクニカルを頻繁に使うんですね。

オシレーター系テクニカル指標の紹介

テクニカルを当てはめてみているときの相場への向き合い方っていうのは、もう本当に学者のような感じになります。

とにかく調べまくるんですね。

単にテクニカルを当てはめると言っても、さまざまなシチュエーションが存在するわけですからね。

異なる時間足、異なる拡大率、異なる期間設定、異なるラインの配置など、考えうる限りテクニカルを駆使していると、わりとどんどん時間は過ぎていきます。

けっこう気合入れて、1つの通貨ペアの分析に取り組むものなんですよ。

FXのパソコン画面とトレード

こういうスタイルは、広い執務室で網羅的に金融市場をチェックするチーム分業ならでは。

これに対して、トレードは、今も動き続けている相場の中でやっていくものです。

ここでは、「トレードをしている」という状態を、ザラ場監視の裁量トレーダーが、ポジションを保有している状態と定義しましょう。

トレード中に欠かせないのは、まずは自身のエントリー水準に対しての現在の価格のチェックです。

エントリーポイントはかまえて待て!拠り所はテクニカル!

トレードは当然、勝つためにしているので、自身の口座のお金が今現在増えているのか減っているのかは、逐一確認したいことです。

が、これなんですが、これは、「確認しちゃダメ」と言っても、普通は確認します。

だって、気になりますからね(^^;)

これを確認しないトレーダーは、まずいないです。

ぼくがこの項で強調したいのは、もう1つのことです。

それは何かっていうと、為替相場環境全体の動きの把握です。

これが、とてつもなく大事なんですね。

さまざまなチャートを同時に見る


上がドル円チャートで、下が豪ドル円チャート

為替相場環境全体の動きを把握するって、いったいどういうことなんでしょうか。

相場っていうのは、値動きそのもののことですよね。

値動きっていうのは、ローソク足というテクニカルが視覚化してくれるもので、そのローソク足がいくつも連なって出来上がっているのがチャートです。

為替取引っていうのは、2つの通貨を交換する行為であるため、1つの為替チャートには必ず2つの通貨が関わることになります。

1つの通貨に対する1つの通貨の売買は、その通貨の価値を変化させます。

これは、取引が需給バランスに変化を与えるからですね。

円相場で考えてみれば、これは、円を売って米ドルを買う行為(=つまり、日本円を米ドルと交換するということ)がドル円を押し上げる際、他のクロス円チャート、例えば豪ドル円チャートも上昇させる力が働くということです。

これは、円の価値自体が下落していっている状況ですね。

今、すごく重要な話をしてますよー(^^)

この豪ドル円チャートへの影響については、あくまで「上昇させる力が働く」という言い方に留まるのであって、実際にいつも豪ドル円チャートが上昇することになるとは限りません。

が、少なくとも、そうなる可能性を相場の中に見出すことができるんですよ。

実際にこの時、豪ドル円がドル円の後追いで上昇し始めたとします。

これ、もしこの時、豪ドル円チャートしかパソコン画面に表示していなかったら、なんで急に上昇しはじめたのかがわからないわけですね。

でも、豪ドル円チャートといっしょに、ドル円チャートも並べて表示しておけば、後追いに気づけるわけです。

リアルタイムで動き続ける為替相場の中でトレードをする際は、為替チャート同士の相関を見ることが、非常に大事なんですね。

FX用パソコン画面で部屋を埋める?!

為替チャート同士の相関については、多数の相関関係に気づくことができれば、それだけ多くのトレード機会に恵まれることになります。

ここの話に関しては、単純に数の利ですよね。

そして、このロジックで突き詰めて考えていくと、部屋の中いっぱいに世界中の通貨のチャートを並べればいいのでは?という話になってきます。

が、実際には、それは現実的ではありません。

それはなぜかというと、1人のトレーダーがFXをするにあたっては、限界があるからです。

幸いにも、為替相場というのは、米ドルという基軸通貨が世界の中心に位置しているような構造になっているので、そこを起点にして画面を切り替えていくという戦略も成り立ちます。

10画面も20画面も必要になってくるということは、ないんですね。

ものすごく圧迫感がありそうですよね(^^;)

ぼくがぼくなりにこうしてたどり着いた結論は、3画面です。

3つくらいモニターは必要だけど、逆にそれ以上は不要というラインってことですね。

3つという数が、必要十分条件ということです。

これは、自身の手法を確立している場合は、その手法ありきの環境ということになります。

DakarのFX手法を実践するにあたっては、3つの画面をフルにつかってスキャルピングをしているということですね。

3つくらいなら、ヨコに並べられるので、人間工学的に、自然な角度で首を動かせます。

タテにモニターを並べる人って、わりと首が痛くなるって声をよく聞きますが、3画面ならそんなこともありません(^^)b

必見!これがゴールドマンサックス流

さて、一応この記事のタイトルに対しての答えは、3画面ということで落ち着いたわけですが、念のため機関投資家の環境についても書き添えておきますね。

紹介する写真は、ゴールドマンサックス東京のトレーディングルームです。

六本木ヒルズ、オフィスフロアの最上階ですよね。

ちょっと昔のものですが、わりと貴重な写真かなと思います。

GSと言えば、押しも押されぬ機関投資家ど真ん中な存在です。

さきほどもちょっと書きましたが、基本的に為替のトレーディングに従事する人のPCは、クリックひとつで画面を切り替えられる仕様になっていることが多いです。

が、実際にはそんなに頻繁に切り替えることはないみたいなんですよね。

見てわかる通り、株のトレーダーのように6画面の環境を構築しているような人は、いません。

これは、立ち上がって向こう側の人ともコミュニケーションがとれるようにしているという側面もありますが、6画面もいらないという判断が前提としてあるからこその光景だそうです。

相場全体を鳥瞰して文章を書いたり(レポートですよね)する人のPCはわりと画面数があるそうですが、自分の世界に閉じこもらないためにも、普通は3画面ないし4画面くらいでトレーディングをしていくそうなんです。

3画面っていうのは、単にぼくだけの独りよがりのスタンスなのではなく、ある意味、為替取引の世界標準と言ってもいいようなトレード環境なんですね。

FX用パソコン画面はいくつあるべき?まとめ

さて、いかがでしたか?

今回は、トレード環境について書いてみました。

意外と多いのが、こういうモニターやPCの状態についてのお問い合わせなんですよね。

今回の記事は、こうやってブログを書いたりするようになって、FX初心者の方と接する機会が増えたことで書くことができるようになったものだなぁと感じています。

やっぱり、必要とされている話を書きたいです。

こういう話は、ぼく自身はFXをはじめるときにはそんなに気にならなかったので、ちょっと当初は驚いていました。

実際、このブログの初期のころは、そこまでこういう話題については掘り下げていません。

そんなこと書いてもたいして注目してもらえないだろうなぁと思っていたんですよね。

ところが、ツイッターとかでわりと「いいね」をいただいたりするのが、この手の話だったりしてたので、わりと注目されてるのかな、と考え始めたっていう経緯なんです。

今回の記事、読んでみて役に立ったようであれば、なによりです(^^)

Dakar

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